これはここに来てすぐに渡された
山水のバルブです。
沢の水を薪で沸かす僕のウチの風呂では
ふつう火加減と言ってますが
80度ほどの湯が 至る所から湧き上がるここ地獄谷温泉では
水加減と言い 山の水を入れることで
人が入れる温度にしています。
ここに来てから水加減を任せていただいています。
しかし
なかなか湯の温度を安定さすことが出来ずに
温度計とバルブを手に
この階段を降りたり登ったり
をずっと繰り返し
普段 砂浜を歩いてる僕ですが
毎日ふくらはぎがパンパンになっています。
さらにつま先で動くことで全然違うと宿の主人から
アドバイスもいただきいろいろ試す毎日です。
地球の中から湧き出る温泉と山の水が
刻一刻と変化することを体験し、
それを受け入れ合わせていく感覚が
自分の仕事に全く同じ世界があることがわかります。
自然界または、
それを支配する宇宙の動き 、
毎日の天気が違うように、
形なき雲のように、
その中に自分も生かされているように。
こうしてると人より猿が先にチェックに来ます!笑
地獄谷温泉 後楽館の湯は
延命の湯とも言われていますが
よく猿達が温泉を飲みにくるのを見かけます。
*(今回の旅の途中 WiFi環境がなかったので1/30~30/30というように記事を後でまとめて作った形になっています)