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初冬の夜の森

静かな夜もあれば

風の爆音がせまってくる!時もある

まだ、虫が鳴く夜もあれば

獣が 騒ぎ はいずり回る夜もある

雨の音や 雨粒の大きさが氣になる夜もあれば

無風で静寂の中 

木々が放した葉がテントにあたる音や 地面に落ちる音を追いかけたり

月の明るさが変わり行くのを知る夜もある。

地球の地肌にべったりと背中をつけて

考えるでもなく 

ただ、森の異物としてころがってるおれ。

それすらも 森は最初から受け入れてくれる。